2024/04/23
★★★GWのお休みは4月30日(火)のみとなります。他は通常営業です。
2024/04/20
★小学校教職員の皆様、予想通りオーダーが集中してます!お早目に~!
2024/04/14
◆小学校の運動会がほぼ5月に集中ですが、Tシャツのオーダーはお早目に!
TOP > ロイヒ オリジナル シルクスクリーン プリントワークス 日記 > ポロシャツって..........、いいがね~!
ALOHA!
いつもこの日記をお読み頂き、ありがとうございます。
(と、わずか数名であろう皆様にお礼を述べる Lo'ihi です。)
稀にですけど、為になる事も書いてあったりしますので、このHPを開いた時、たまたま御用とお急ぎでないアナタにも是非お読み頂きたいと、心より願っております。
さて......。
今回のお話は久々の『ポロシャツ』です。
これまでオーダーを下さったお客様の中には、いつも決まって「ポロシャツ追加で.....。」という方がいらっしゃいます。
あえてグループや団体として括るとすれば、およそ下記の通りでしょうか。
●学校・幼稚園の先生(運動会など行事用)
●一般企業の制服
●公共団体のイベント用ユニフォーム
●福祉関係団体の制服
等々、これらの顔ぶれからして、どちらかと言えば大人の集まりにおいて、よく用いられている様です......。
モチロン、これはこれで健全な使い方ですし、たとえ活動し易い軽装であれ、ラフに見えてしまう丸首ではなく、襟の付いた服装で礼儀を重んじる、といった『相手を思いやる』気持ちを込めての事であるなら、とても素晴らしい事だと思いませんか?
(そこら辺りは、この国が何でもかんでも Free & Easy なアメリカの影響ではなく、それ以前からお付き合いのあったイギリスを始め、ヨーロッパの影響を受けたからだと思われますが.....。)
かつて、 Lo'ihi が只々若さと勢いだけで波乱に富んだ日々(???)を過ごしていた80'年代頃のこと......。
有名ファッション誌の表紙に始まり、中吊り広告の写真や、実際に街に繰り出す老若男女は皆、休日ともなると色とりどりのポロシャツを身に纏い、誰もが『オシャレの最先端?』を歩んでいる、と大きな勘違いをしていた時代がありました。
カラフルな無地モノのポロには、決まって左胸にワンポイントの刺繍が施され、それが唯一のアイデンティティーになっており、代表的なものと言えば、モチロン皆様よくご存じの、ワニ....。
続いてペンギン、クマ、ヒツジ(順不同)、かなり遅れて馬に跨る人間など、もっぱら動物系が中心(ナゼ???)となっており(稀に傘)、街ですれ違いざまに「勝った!」「負けた↓」と、メーカーの狙いとはかけ離れた、ちんまりとした「ど~でもイイ」争いが展開されていたものでした。
(よく売れていた雑誌でも「キミはどっち派?」みたいな特集が組まれていたと記憶しております.....。)知るか! そんなもん!!!
内容的には、ブランドが生まれた国や創業年からマニアックなヒストリー、果ては愛用するセレブ???まで登場して、結局のところはどっちも褒めるだけだから、収拾がつかなくなってました。
(それらをまるでテスト勉強の様に必死で暗記しちゃうって....?)
僅か数年で大衆化した後、襟や袖口の色を変えてみたり、ポロシャツと言えばお約束の、太ボーダー・細ボーダー・縦ストライブ・マルチカラー(多色使い)・総柄(全面プリント)など、各社とも知恵を絞り、着る人を飽きさせない努力を続けるも、浮き沈みを経て現在に至ります。
今更誰も語ろうとしないけど、80’s 当時のコーディネイトは、それ以前まで定番だった、『Cottonパンツで靴はローファー』or『DenimまたはWhite Denimストレートジーンズにスニーカー』
じゃなくって、テカッ✷とした化繊で出来た『フレアーパンツ』....。
書こうか迷ったけど、一応ブランドを押さえておくとすれば、男子はF社、女子はEFってカンジ。
(モチロン、ポロシャツの裾はIN して、『プリプリのお尻丸出し❤』にするのがお約束に決まってます!!!)
せっかくウェストが見えてるから、重要なアクセサリーとしてGu社・He社・LV社・Ca社、もう一つCe社と、おまけにYv社などの、金メッキを施した頭文字のバックルが目を引くベルト、同じくショルダーBAGやセカンドBAGは必須アイテムで、今で言うプチセレブなアイテムを小物にチョイス.....。
(いや、プチを越え、無理して輸入車に乗ったりしてたっけ.....。)
男子の足元は「運転必須」につき、To社デッキシューズ(革or布製)か、甲に金具の付いたGu社のドライビングシューズ。女子は免許を持っていても「助手席限定」の為、Yv社ウェッジソールの布製パンプスで、ヒールの側面がジュート(麻の編地)巻きと、まさにこの時から本格的にバブリーな雰囲気が始まりつつあったと言えます。
(50代~60代のアナタなら、アルファベット全て判るはず....。)
なので、某女芸人が肩パットの入ったカラフルなジャケットにドデカイ携帯電話を肩から提げてTVに登場した時には「あはっ、懐かしい! でも、あの感じはバブル後期、もう崩壊前のカウントダウンが始まっていた頃だよね.....?」と、冷静に分析してしまう Lo'ihi なのでした。
それにしてもです......。
半世紀以上に亘り、形も大きく変わらず、小さ目の襟・かぶりの前ボタン留めで、カジュアルにもビジネスにも通用するマルチなアイテムって、そうそうありませんよね。
素材こそ、スタート時は綿100%鹿の子編みに始まり、強度&機能を兼ね備えた綿・ポリエステルなどのミックス素材に移行し、そして現在主流となったポリエステル100%で発色の鮮やかなドライメッシュと、ゆっくりと進化しながら、いつの時代も逞しく生き延びてきました。
(こりゃもう、そろそろ引退して博物館行きだね.....。)
いえいえとんでも無い、まだ引退なんかさせませんよ~!!!
消えそうになる一歩手前で、必ずもの好きな誰かに発掘され、二度三度とスポットライトを浴びて見事に蘇るのが、ファッションの世界です。
(ある意味『使い回し』で凌いでいる、とも言えますが.....。)
因みに、今年 Lo'ihi がイチオシのポロシャツにつきましては、今のところマスメディアにも大手アパレルブランド各社も、誰もが知ってる国際的量販店でさえも、特に流行として取り上げられておりません。 (※)1~2時間程度の自店リサーチによる。
でも、信じて下さいっ .........!!!
流行っているから、それに乗っかるのではなく、世の中が動くよりも一足先に皆様の手で流行らせるのです。
きっと大手のメーカーやショップでは、「そろそろ来年あたりは久しぶりにポロシャツを仕掛けていくから、種火だけでも点けておこうか.....。」などと、画策し始めているところだと思います。
しかも、はじめから二本立て狙いですすめていくと思われ、
A.) クラシックなCotton鹿の子編みは、40歳代以上にはノスタルジーを感じさせ、10~20歳代には一度も着た事の無い、レトロ感漂う新鮮さを打ち出していく。
B.) 消費者の中心となる20~30歳代は、鹿の子編みに対する想い入れも新鮮さも感じない為、あえて最先端の多機能型ポリエステル系メッシュで、ビジネス・プライベートどちらもカバーして『夏のド定番』の地位を確立したい。
といった決して派手な作戦ではありませんが、じわじわと浸透させ、最終的には全ての世代をカバーしていくのが狙いであろう、と思われます。
そこで、この先世の中に知れ渡ってしまう前に、ひと足もふた足も早く Lo'ihi にご来店の皆様には、ポロシャツの良さを知って頂き、「さすが! 流行る前から着ているなんて、先を読む力が違いますね~。」といった、周りからの感嘆・賞賛の声を耳にし、誇りに感じて頂けたらと思い、今のうちにおススメしておきます......。
胸にワンポイントをプリントするも良し、袖先には控えめに英文字字などを入れるも良し、背中にドーンと大きくチームロゴをプリントすれば、まさにオリジナル感満載ではないでしょうか?
Lo'ihi が取り扱うポロシャツは数十種類を数え、きっとアナタの好みに合った一枚が見つかる筈です。
Tシャツとは違い、内容を決めてからご来店されるよりも、まずは無料でお渡ししているカタログを GET して頂き、アナタの好みに合った品番(デザイン)を見つけて、お好きな色とサイズを選んでからプリントを考えてみるのが、実は賢く楽しい作り方ではないかと思います。
いつでも Lo'ihi が、アナタのどんなご相談にも親切丁寧にお応え致しますので、初めての方でも安心してお任せ下さいませ。
という訳で、今回の『お店日記』はポロシャツのススメにつきまして、色々と書かせて頂きました。(相変わらず余談が多い!)
本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
それでは、
STAFF 一同、アナタのご来店をお待ち申し上げます。
P.S.
本日の一枚
スタンダードな綿素材の鹿の子編みです。
袖口リブ使いで絞ってあります。
カラーは渋めをチョイスし、敢えてスポーツ感を抑えました。
でも、プリント色は派手目にしてあります。
その辺のコダワリだけは、どうかご理解下さい。
これぞ、『The 夏の普段着』といったカンジではありますが、「最近さぁ、こういうの見なくなったよねェ~!」って所が一番の狙いですので、満足度はかなり高めです。
きっとこの夏は、大活躍してくれるものと信じております.....。
では、今度こそ
またね~!!!
ALOHA A HUI HOU !