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ロイヒ オリジナル シルクスクリーン プリントワークス | 日記 | 『動物を飼う』ということ....。


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2024/03/14

◆4月オーダー分より加工材料(インク等)に起因する価格改定を実施させて頂きます。

2024/03/08

★春に向けてオーダーをお考えのアナタ、混み合いますのでどうぞお早目に!

2024/02/25

◆3連休最終日。Loihi はオーダーをじっくりとこなすのみ。仕事しなきゃね~!

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ロイヒ オリジナル シルクスクリーン プリントワークス 日記

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『動物を飼う』ということ....。 (2012.03.02)

ALOHA!

いよいよ、春がそこまで....。

と、思いきや、なかなか思わせぶりなこの時期ではありまして、『来そうで来ない合格通知』(じゃなくって、それぞれの学校へ見に行くんでしたっけね! あまりに大昔過ぎて、つい忘れてた...。)みたいにヤキモキしちゃうんですが、 受験生ではないアナタはこの時期、中だるみというか、一年中でも特に期末だるみしてませんか~? (ワタクシ当時は、多分そうでしたけど....!)

モチロン会社員の方は、「タワケ~! 決算で忙しいに決まっとるがや~!」と、お叱りを受けそうで、ホント、空気の読めないLo'ihi でごめんね~!


とは言いましても、これから先は間違いなく、日を追うごとに少しずつ暖かくなって来ますし、鉢に植えておいた球根系の植物も芽を出し、この先色とりどりの花を咲かせる準備に、全パワーを発揮することでしょう....。


また、お約束の花粉がこれまた日を増すごとにたっぷりと飛び交い、関係者にはたまらない毎日にもなっちゃうしね....。

幸い、Lo'ihi は、花粉症ではありませんので、周りにおられる『でっかいマスク(最近は、河童みたいな立体マスク?)』をされた皆様の苦労を味わった事がなく、「早く春が来ればいいのに....。」くらいの能天気さんなのですけど。

もしも自分が、「なっちゃったらどうしよう....。」などとは全く思いもせず、ただ、「お気の毒に....。」という思いしか浮かばないのが、誠に申し訳ありません。(謝ってはっかり....!)

(でもそれって、自分的にはカラダの造りが『都会派』じゃないから....?)

少しでも、そんな皆様の症状が改善される事を願っております....。


さて、暖かくなってくると、ヒトも含め、動物だって草木と同じようにだんだんと活発になってきますが、特にこの頃から、夜中に時々「ニ゛ャ~オ゛~ン」と、(濁点のついた)鳴き声が聞こえてくる事がありますね。

(「無い無い!」って、もしかしてそれ、鳴海町界隈だからでしょ! ってコトなの....?)


Lo'ihi
は日によって、爆睡していて、夜中に何が起こっても目覚めない日と、1時間くらい毎に目が覚めてしまう日があるのですが、この鳴き声が始まると、気にしないでおこうと思っても、どうしても気になってしまい、眠れなくなってしまいます....。

あまりにヒドイ時は、窓を開け、わざと大きな音をたてたりして、お引き取り願うのですが、暫くすれは、また元の状態に戻ってしまい、2・3回繰り返してもダメな時は、あきらめてテレビを点け、よくわかんない深夜映画や、TVショッピングを見始めて、明るくなるのを待ちます....。

しかし最近は、いわゆる『野良猫』と呼ばれるネコ達もほとんどいなくなり、飼い猫にしても(いや、それどころか犬までも!)、家の中だけで飼っていることが多いので、逆に、暦代わりの『風物詩』としては、少々風情が無くなった様な気もしますが....。

(あったらあったで、「ウルサイな~!」って言ってるし、無きゃ無いで「寂しい」って思うし、ワガママですな~、ホント! どー思います?)


実は、Lo'ihi は、数年前から、犬や猫の『里親募集』っていうサイトを、ほぼ毎日チェックしているのですが、そこで見る限り、『野良』と呼ばれる動物達は、さまざまな団体や個人の活動によって、保護され、避妊手術や、病気・怪我の治療を施し、ヒトに慣れさせたりしながら、新たな飼い主さんを探しているのだそうです....。

昔は、公園やお寺・神社などに行くと、必ずと言っていい程、フラフラと首輪をしていない犬や、日当たりの良い階段などで、『フリーダム』な猫が数匹(或いはもっと!)いたのを目にしましたが、ボランティアさん達のお蔭で、現在街なかでは、殆ど見かけませんし、むやみにエサのお皿や缶カンを置かないのが、当たり前になっていて、「やたらと増えない、増やさない」様な努力が成されているみたいです。

たしかに、『野良』といっても、元々はヒトが飼っていたペットが逃げ出したり、捨てられたりしたのが、そうなってしまったのが大半じゃないかな、と考えられますし、そうでなければ、『野良』同志のカップルから生まれてしまった二世三世、いや、そのまた子孫に違い無い訳ですもんね....。

動物好きの人達(もちろん、Lo'ihi も、そのひとりですが....。)なら、子犬や子猫を見たり、抱っこしたら、「も~う、タマリマセン!」ので、つい勢いで飼い始め、その後どんどん大きくなったり、太ってカワイく無くなったり、病気に罹って手が掛かり、お金も掛かると、だんだん嫌気がさしてしまい、赤ちゃんだった頃の「タマリマセン!」気持ちが何処かへ消え失せた時、とうとうある日『野良』にしてしまうんですよね....。

はじめから、動物嫌いの人なら、まず飼う事からして無い訳だから、捨ててしまうなんてことは、間違ってもありえませんものね。

ということは、つまり『野良犬』&『野良猫』って、残念な事にほとんどの場合、動物好きな人達が、生み出してしまったのではないでしょうか....?


但し中には、突然起こった震災で、飼い主さんを失なってしまい、瓦礫の中を必死に食べ物を探しながら、何とか生き延びようとした『元・ペット達』も少なくなかったでしょうし、その光景をTVで視て、思わず目頭が熱くなってしまった方も、Lo'ihi を含め、全国に大勢いらしたことと思いますが....。

事情は様々ですが、ヒトと一緒に暮らし、一生を全うする動物達に対しては、ちゃんと最後まで面倒を見てあげたいものです....。


えらそうに書いてますが、Lo'ihi もずっと飼いたいと思い続けておりまして、常にその気持ちが無くなることは、決してありませんが、いつも「今は、その時期ではないな~。」と、冷静になって考える事にしています。

しかし、全ての問題がクリアになり、晴れてまた飼う事が出来る様になったあかつきには、いわゆる『ネコ可愛がり』をするに決まっている事を、ここに宣言致しますっ....!

もちろんかつては、犬や猫を飼っていたことが何度もあるのですが、犬に関してはちょっとした事件から、大変な騒ぎに発展してしまい、いまだに深く重い『トラウマ』でして、思い出すたびに胸が痛むので、多分これからも一生飼う事が出来ないかもしれません....。



プロローグ
(本日、かなり重たいお話となっております....。スルーされるなら今のうちだと思いますので、お時間の許される方のみ、どうぞ宜しく....。)


さてそれは、はるか昔(昭和40年代の初め頃)、白い雑種の仔犬(Soft Ba〇k の、おとうさん犬みたいな)を知人から譲り受け、それはそれは嬉しくて、ちゃんと最後まで可愛がり、面倒をみてあげようと、子供ながらに自らに誓いを立ててから、まだほんの暫くの出来事でした....。

当時小学生だった Lo'ihi は、学校から帰ると、まずは真っ先に、鎖につながれたまま飛び跳ねて、シッポを振りまくるその仔犬と、毎日ひとしきり再会を喜び合っておりました....。

何と言っても、小っちゃいこともあり、小学校低学年だったLo'ihi でも、まるで猫のように、ひょいと軽く抱き上げることが出来たので、わざわざ鎖からはずし、持ち上げて抱き上げるたびに、顔を舐められまくり、ベチャベチャにされ、もう....。

お蔭で、後始末がいつも大変でしたが....。


ある日のこと、いつものように学校から戻ると、誰もいないので、ひとり恒例の「再開ごっこ」を始めたところ、急に仔犬が暴れまくり、腕からすり抜けて、そのまま外へと脱走してしまいました。

「あっ、しまった!」とは思ってみたものの、一目散に逃げるというふうでもなく、ただただいつもの調子で、跳び跳ねる様にはしゃぎながら表通りの方へと駆けていってしまったのです....。

なので、「どうせ、飽きたら勝手に戻ってくるし....。」くらいに思い、のんびりと部屋にあがって、ランドセルを自分の机まで運んで、あらためて靴を履き、走って行った方角へゆっくりだらだらと歩いて追いかけました。


ここで、想像力豊かな読者の方なら、「何? もしかして、その子犬が交通事故にでも....?」

(残念ながら、今回は違います。それならば、意外とありがちな話だとは思いますけど....。)


表通りに出てみると、道の反対側で、家の玄関から出てきた2歳くらいの男の子に、仔犬が立ち上がり、もたれかかる様にして、じゃれている光景が目に映りました。

多分、まだやっと歩けるようになったばかりであろう、その子の顔を必死になって舐めようと、2本足で立ち、ズボンの腰のあたりに両手を掛けたところ、当然男の子はよろけて、尻餅をつき、驚いて泣き始めました....。

仔犬は、さらに執拗に顔を舐めようとしてなのでしょうか、男の子の傍を離れません....。

子供の泣き声で、お婆ちゃんが家の奥から出てきて、大きな声を出し、仔犬を追い払おうとしましたが、そのあたりから、Lo'ihi はなんだか恐ろしくなり、その場へ出向いて収拾をつける勇気など起こる筈も無く、(この局面で、小学1年や2年の子供では、どうすることも出来ませんし!)道の反対側に留まったまま、ただ小さな声で、名前を呼んでいました....。


そこからが、本当に信じられない偶然が重なるのですが、当時まだ保健所による、『野犬狩り』が定期的に行なわれていた頃で、たまたま白いバンが通り掛かり、急停車したかと思うと、いきなり中から作業服を着たオジサンが2人降りてきました。

ほんのわずかな時間でしたので、誰かの通報などでは無いと思います。

(因みに、当時の『都市伝説』によれば、『野犬狩り』で捕まった犬は、生きたまま動物園のライオンのエサにされるのだと、子供から大人まで囁かれていましたが、真相は定かではありません....。今から思うと、幼い子供たちでさえ、そこまで聞かされていたのだと思うと、何とも言えない残酷で悲しい気持ちにさせられますが....。)


泣き止まない男の子と、すぐ近くでやたらはしゃぐ仔犬を交互に見比べ、ただならぬ気配を感じたのか、子供を抱き上げなだめている、お婆ちゃんから話を聞いている様子です。

そのうちに、オジサンはこっちへ近づいてきて、「この犬、坊(ぼう)のか?」と尋ねました、答えられずにいると、再び「この犬、坊(ボクの意)のだろう?」と念を押され、震える様に思わず頷いておりました。

(他の細かい事は思い出せなくても、不思議なくらい、あのセリフだけは、間違いなく鮮明に覚えていました。と言うよりも、書いてて突然、思い出した!!!)

多分今なら、彼らはごく普通に尋ねただけなのだろうと想像出来ますが、その時は何となく、自分は「とても悪い事をしたのだろうな....。」と感じていた事と、2人の大人達は自分に対して、「この事を咎めているのだろうな....。」と決めつけていたため、問い掛けが厳しい口調に聞こえて、思わず涙が出そうになっていました....。(いや、目に涙をためてたかも!)

その頃になると、近所のオバサン達も数人出てきて、こっちを見て何かヒソヒソ話をしながら、ただ成り行きを見守っているだけでした....。


ふと我に返ると、知らないうちに、もう一人のオジサンが、『うちの仔犬』を抱え上げ、バンの後ろのハッチを開け、積んであったケージ(どう見ても、檻にしか見えない頑丈なヤツ!)の蓋をあけて、中に仔犬を放り込んでしまいました。

(「あっ!」)

話し掛けてきたオジサンの方が、何か説明をする様な、言い含める様な事を言っていたと思うのですが、目の前が真っ暗で、頭の中は真っ白な小学生には、何も聞こえず、一言も発する事さえ出来ないまま、たった今起こった出来事のすべてや、この先の展開がとても恐ろしくて、『うちの仔犬』を乗せ、さっさと走り去る車のリアウィンドウを、ただ茫然と眺めるしかありませんでした....。


鎖を外したのも自分なら、仔犬が逃げ出したのも自分のせい、そして『よちよち歩きの幼い子供』にじゃれ掛かり、押し倒してしまった事も、もちろん....。

当の仔犬にしてみれば、自分が何をしでかし、また何故つかまって檻に入れられるのか、理解出来る筈もありません....。

言い逃れは出来ないものの、何とも言いようのない罪の意識と、仔犬の行く末を考えると、これ以上無い位、悲観的な気持ちになっていました。


突然ですが、『今の自分』として考えた場合....、
もし、その幼い子供の親や祖父だったとしたら、黙って許せたでしょうか....。

どれだけ可愛い仔犬の姿をしていたって、自分の子や孫に対して起こした、その様な恐ろしい出来事に、平静でいられるとは、とうてい思えないでしょうね....。

間違いなく、笑って済むようなレベルの話ではなく、しかも何も知らない仔犬に対しても、憐憫の気持ちなど、感じる事などきっと無く....。

幸い、子供が怪我をしなかった事だけが唯一、不幸中の幸いと言えなくもありませんが、もしその子が頭や顔など、どこか大事なところを酷くぶつけたりしていたらと思うと....。


当時の自分には、そこまで思いを巡らす余裕も知恵もありませんでしたし、何よりも自分が作ってしまったきっかけで、近所の人や知らないオジサン達(ただ、決められた仕事をしただけなのでしょうが....。)まで巻き込んで、大騒ぎを起こしてしまった事を、ただ悔やむ意外には何も思い浮かんできませんでした。


どの位、立ちすくんでいたのかは覚えていませんが、道の反対側では、騒ぎをきっかけにして、更にあちこちの家から出てきた、知った顔や知らない顔のオバサンやお婆さん達が集まり始め、あれやこれやと大勢で話し始めています....。

その光景に、ずっとその場にいることがいたたまれなくなり、そのまま逃げるようにして家に戻っていきました....。


家に戻ってから真っ先に目にしたものは、何も繋がれていない『ただの鎖』だけ....。

ただそれだけが土間にじっと転がっており、その先にいたはずの生き物の気配を感じさせません。

そして、すぐそばには、空っぽになったままの、小さなお皿....。

あらためて、今起こった全てが現実なのだと、思い知らされました。

「そういえば、抱き上げたあとでゴハンをあげようと思ってたんだ....。」

そう思った瞬間に、突然、靴を脱いで部屋に駈け上がり、急いでコタツの中に潜り込んで、気配を隠し、ただじっと目を瞑り丸くなっていました。
(当時、本当に隠れるような場所など無く、ただ誰とも会いたくないし、もちろん話したくないと思って、とった行動だったのだろうと思われます。)

うす暗く音の無い、とても狭い空間に息をひそめたまま、長い時間籠っているうち、夕方から夜になり、とうとう家人たちが次々と帰宅してきた気配を感じました....。

当然、いるはずの子犬がいない事を、自分と同じように気づき、また、靴が脱いであるのに、姿が見えない自分にももちろん、気づきました。

母親が、まるで当たり前の様にコタツの掛布団をめくり、ただならぬ様子に何とか事情を聞き出そうと、静かに話しかけてきますが、始めから何も答えるつもりのない事を、自分の態度から察した様子です。

ありがちですが、必ず叱られるような悪い事をしでかしたと、自身が身に染みてわかっていることなので、もどかしい様な静かなやりとりが続くうち、とうとう最初に白状したのは、「犬はオジサンに、連れて行かれた。」という事でした。

それからも、子供なりの思考で何とか自分が責められないように、色々と言い訳を考えてはみたものの、親ですからどの辺りまでがウソか本当の事なのか、おおよそ話の流れはつかんだ様子でした。

その後、通訳の様に父親にも話すとすぐに、母親は近所のあの幼い男の子の家にあやまりに、父親の方は、保健所(当時は、鳴海の城跡公園のすぐ隣でした。)に向かい、犬を返してもらえる様、交渉に出向いて行った様子でした....。


1時間くらいして、父親が戻ってきましたが、やはり『大人の事情』で、仔犬と一緒に戻ってくる事はありませんでした。

その晩は、家族全員が沈んだまま、夕食をとり、そして自分があれほど恐れていた、『酷く叱られ、責められる』事もなく、翌朝を迎える事になりました....。



エピローグ
その後の記憶は全く無く、ある日いつの間にか、鎖もエサのお皿も片づけられ、あれだけの大騒ぎになった時に集まっていた、近所のオバサン達からは、非難の眼も向けられず、かといって同情の言葉も掛けられることもなく、いつもと変わらない日々を過ごしていた様に思います....。

ただ、可哀想なのは、何も知らずに自分のせいで、何処かへ連れて行かれたまま、とうとう戻ることのなかった『白い仔犬』....。


『ALWAYS 3丁目の夕日』という映画は皆さんご存知だと思いますが、Lo'ihi が経験した、この実際にあったお話は、それよりもホンの少しだけ、時代が新しいのですが、ほぼその当時ならではの、人々の様々な暮らしぶりや考え方が大きな背景にあります....。

例えば、犬や猫などの『ペット』は、一般的にはお店で購入するのではなく、知り合いに頼まれて(飼っていた犬が、子供を何匹も産んでしまったので....!)1匹を引き受けたり、通学路の近くの公園や、川原などに捨てられていた仔猫を拾ってきたり、倉庫や建物の隙間で、野良猫が仔猫を生み落とし、放ったらかしにされてしまったのを、可哀想に思った誰かが飼う事にしたりという事が、ごく普通にありました....。

当時は、よほどの事がない限り、猫は放し飼い、犬は外に作った犬小屋で鎖に繋がれて、文字通り『番犬』と呼ばれ、一日一回の散歩の時以外は、尋ねてくる誰彼となく吠えかかっていたのがお仕事でした....。

もちろん、『鳥獣店』などで売っているペットフードなどは、あってもかなり高価だったでしょうし、ペット用おもちゃや洋服など、Lo'ihi が子供だった頃は、一度も見たことはありません。

食べ物(エサ)はといえば、家族が食べていたものと同じものか、その残り物がほとんどで、猫は『ネコまんま(ご飯に鰹節と醤油少々)か煮干し』、犬は『味噌汁ごはん』と相場が決まっていました....。

(ホントに、どこの友達の家に遊びに行ってもそうでした!)


昨今のペット好きの飼い主さんからすれば、「ウチの〇〇ちゃんに、そんな粗末なモノや、塩分が濃いモノ、脂っこいモノとか、絶対に口にさせません!」と、叱られそうですが....。

お洋服を着せ、だっこしたままで、どこでもお買い物や食事に連れて歩いちゃうパパさんやママさんだって、大昔、子供だった頃は「シロ」や「ポチ」や「コロ」に引っ張られ、振り回されながら、雨の日も風の日も、いやいやながらでも、毎日お散歩した事だってきっとある筈ですよね....。

夕方には、サンダル履きで犬小屋までご飯を持って行き、あちこちが凹んだお鍋に入れてあげようとすると、「待ってました!」と、喜んで興奮した勢いで鎖が絡まって、コケて泥だらけで泣いて戻ってきたり....。


そんな想い出があっても、何十年か経てば、何故か「〇〇ちゃ~ん」と呼ぶ様になり、オスでもリボンを付けられ、美容院へ連れて行っちゃうのが当たり前な時代になってしまいました....。

う~ん、何だかナー。

これぞ、『時代の流れ』と呼ぶほかありません。

今となっては、Lo'ihi も、それら全て受け入れたいところではありますが、たった一つだけ気になる事が....。

それは、お正月の初詣の神社などで、参拝の列にあったか~い洋服を着せてもらった小型犬の「〇〇ちゃん」を抱きかかえ、一緒にお参りをしようとしているパパさんやママさんを結構目にする事でございます....。

Lo'ihi は誰から聞いたのか、記憶にありませんが、(多分ばあちゃんとか、近所のお年寄り?)「神社は、狛犬さんがいるし、お稲荷さんは、お狐さんだから、犬やほかの動物は連れていっちゃあ、あかんでよう! 喧嘩になって、神様が怒りだすにぃ~! え~か?」

と言うような意味の話を聞かされましたが、「なるほどなー。」と感心した覚えがあります....。

(まぁ、真偽の程は....、もちろん、ご利益とおんなじで、判りませんが、少しでも神様を信じて、願掛けに訪れていらっしゃるのでしたら、そのあたりはマナーとしても、ご一考頂ければと....。)

例えば、『山の神様は女性だから、女性はこの山には決して入ってはいけない。』とか、船に乗る漁師さん達だけに伝わる、『昔からの縁起かつぎ』とか、さまざまな言い伝えが残されている内の一つだろうとは思います。

気にしないっちゃあ気にしなくても、どうなるとも思えませんが、それに関わる人々にとっては、それで『命のやりとり』をしているのですから、言い伝えを無視して大切な命を落としてしまっては、悔やんでも悔やみきれません。

神社の場合も、我々が勝手に解釈を変えたり、無視しちゃあいけない、ルールやマナーが厳然と存在するのも事実ではありますので、他の参拝者の事も考え、せめてお参りされる時だけでも、暫くの間「〇〇ちゃん」には、クルマの中でお留守番していてもらった方が、間違いは起きないんじゃないかな~、と....。

如何でしょうか....?


我々と動物達の間には、ずっと永い間、さまざまな関係や付き合い方を積み重ねた上で、今日の彼らに対する考え方や接し方が、自然に出来上がって来た訳なのですが、いつの時代も『人間のよき友としての存在』であった事だけは、間違いありません。

ごくまれに、突拍子もないお触れをだしたばっかりに、少々変わった人物として、今も語り継がれる将軍様もおられますが、どうあれ、昔も今も動物だって、永いこと一緒に暮らしていれば、失った時の喪失感は、ヒトに対するそれと同じで、やはり知恵や心を持った生き物ならではと、Lo'ihi は考えます....。

とりわけ、犬や猫、馬などは、愛情を注げば注ぐほど、ヒトを裏切らない生き物ですから、縁あって一緒に暮らすことになったならば、当然、最後の最後まで面倒を見てあげないといけませんよね....。

逆に、近頃耳にするようになったのは、不治の病に冒されてしまった末期の患者さんたちに対し、動物たちの持つ不思議な力で、その人達の苦しみや痛みをやわらげ、心安らかに旅立ってもらう為の役割を担うという、少々信じがたい話もあります。

だとすれば我々人間にとっては、よく耳にする、『ゆりかごから墓場まで』の言葉の持つ意味の中に、何かしら動物とのお付き合いも加えておかないといけませんね....。


Lo'ihi としましては、もしこれから先、縁あって動物を飼う機会が訪れたならば、「パパさん」「〇〇ちゃん」の間柄にはならない(多分、その様な関係にはなれないと思いますが....。)様、時々厳しいセルフチェックを心掛けたいと思います....。


アナタは、どう思われますでしょうか....?


さてさて、終わりにようやく写真のコメントを少々....。(要りますかね?)

ご覧のとおり、Lo'ihi オリジナルトートBAG各種でございます。(プリントは、お好きなデザインをご自由にチョイス出来ます!)


毎日、愛犬とお散歩に出かけるアナタには、もちろんこの中に、スコップとレジ袋とDOG FOOD を少々....。

もう、おわかりですね。

こんな使い方もどうでしょうか、と思いつつ、「出来れば、お子様の『お稽古バッグ』でお使い頂く方が、なんかウレシイな~。」と願う Lo'ihi でした。

じゃ、次回も宜しくお願いします....。


本日も最後まで、お読み下さり、MAHALO でございました。

それでは、この辺で....。

      
         ALOHA A HUI HOU !















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