ロイヒ オリジナル シルクスクリーン プリントワークス | 日記 | スピード・スリル・バランス、そして痛さの魅力....! それが『スケボー』なのだ???
2013/07/15
スピード・スリル・バランス、そして痛さの魅力....! それが『スケボー』なのだ???
ALO~HA!!!
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明けましておめでとうございます....。(って、梅雨のコトですけど!)
あっと言う間に、7月がやってまいりました。(しかも、もう折り返し!)
皆様、元気にお過ごしでしょうか....? (それ、ちょっとキツイか....!)
お陰様で、毎年この時期、結構忙しくさせて頂いておりますので、
『少々バテ気味』
な(?)、
Lo'ihi
でございます....。
(この暑い中でも、ちゃんと
いいシゴト
してますから~!)
★しかし、連日
気温30℃超え
、いや
35℃超え
って、どゆこと....???
さて、
今回タイトル
にあります通り、
突然のカミングアウト
から始まりますが、実はワタクシ
『健康維持』
の為、
スケボー
やってます!
(ハァ....???)
どう考えても、
『健康維持』
などという
高尚な言葉
とは、結びつかないっぽいですが、とにかく
何十年もの間
、単に
趣味
で乗ってます....。
(正直に申しますと....、
『健康うんぬん』
は、モチロン
後付け
です。
それでも、
『環境保護』の為
とか言うよりは、まだ
リアル
でしょ?)
ですから、
飛んだり跳ねたり回転したり
などの
大技
は、
バランスを崩して転ぶ時
以外、
自らすすんでは、出来かねますが....
。
つまりは、ただひたすらクネクネと
『スラローム』
して、最近とみに衰え始めた、
『足腰のバネ』と『体のバランス』を維持
する為だけに
ボード
に乗っているワケです....。
(年々その衰えも、ますます加速しつつある、
Lo'ihi
にとりましては、何よりも
最も重要な目的
なんですョ。)
....哀しいネ(泣)。
ただ、ハッキリ言って
この姿形
で、お店近くにある
某駐車場
をゴロゴロと滑っておりますと、
出来れば本人としては、「目立ちたくない」
と思っておりましても、
勝手に目立って
しまいます。
お店の休みは
平日(火曜)
なものですから、定休日にやればいいものを、いつもの
『お気に入り』の某駐車場
に限っては、
『土日・祝日』
にならないと
CLOSE(車を入れない)
してませんからね。
そこで、わざわざ
開店する前の週末
の朝、少し早い時間に家を出ては、誰もいない駐車場を
貸切状態
でひたすら滑っております....。
ついでに、あらためて言う程のコトでもありませんが、一応
Lo'ihi
は今月27日で、
50ン歳
を迎えます....。(
『日記』
のバックナンバーから判りますョ!)
★尚、
お祝いの品
につきましては、謹んでご辞退、いや
遠慮なく頂戴致します
....。
スケボー
なんて、今日にでも止めてしまう事は、たやすいのですが、
「オマエハ、マダマダ続ケテモ宜シイ!」
という、
天からのお告げ(?)
が聞こえるうちは、この先もずっと続けたいと思ってます。
(
Lo'ihi
は、
特定の神様
を熱心に信仰している訳ではございませんから、
『お告げ』
だとか言っても、決して怪しげな
勧誘
など致しません。この辺りの
ネタ
は安心して、
警戒なさらずに
最後まで読み進んで下されば、結構です....。)
さて、こんな
『エエ歳こいたオッサン』
も、かつて
40年近く
昔には、やはり皆様と何ら変わりなく、当然ながらウブな
中学生だった時代
もありまして....。
そんな昔々のある日のコト....。
週末の
『スポーツ新聞』
の広告欄を偶然目にした
Lo'ihi 少年
は、ある
大型スポーツ店の広告
に一瞬目を奪われました。
そこには、
虫眼鏡
で見ても、よくワカンナイ程の(拡大すると
『点々だらけ』
なもんで...!)小さな写真に、
『スケートボード大量入荷!』
と書かれた文字と、
意外にお手頃価格
の表示が添えられておりました....。
「おっ、もしかして、コレがあの
『スケボー』
っちゅうヤツかぁ....!」
モチロン、それまで一度も
実物
など、見た事も触ったこともありません。
すると、さぁタイヘン!
少年
は、もうその瞬間から、
ソワソワ
が止まらなくなり、家の中で
居ても立ってもいられなく
なってしまいました....。
誰かに背中を押される様に、勉強机の
『引き出し預金』
(当然、
お年玉&お小遣い
)を握りしめ、ひとり
『今池』へ
と市バスに乗り込みます。
暗記していた地図を想い出しては、途中で誰かに聞いたりしながら、
約1時間
掛かって、ようやく辿り着けたお店の前には、既に人だかりが出来ており、その隙間からは、
鉄のカゴにひしめき合った
、
『カラフルなアレ』
が見え隠れしておりました。
(今で言う、
『PENNY』
みたいな
樹脂製のヤツ
ね。ついこの間まで
原宿
辺りでは、只
持って歩く為のアクセサリー扱い
を受けてましたけど!)
オトナ達の間に割り込み、当時大好きだった
『オレンジ色』
した一枚を掴むと、すぐにお会計を済ませ、帰りのバス停へと向かう頃には、とっくに袋から出し、包みのセロファンを破っちゃうと、衆目の中大胆にも、
歩道で『初滑り』を敢行
する、といった
「オイオイ!」
な始末でありました....。
(もしかすると、
1970年代前半
、今池交差点で
『初めてスケボーに乗ったアホなヤツ』
は、他ならぬ
Lo'ihi
だったのかも知れないけど、多分それ以後も、
そんなヤツ
はきっと出てこなかったに違い無い....。)
もしも、
「いや、絶対オレの方が先だわ!」
と言う人物が現れたとしても、お互い証拠も無いし、逆に
Lo'ihi
の立場からすると、そのような
ハズカシイ記憶
など、出来れば
消しゴムで消したいくらい
ですから、サッサと気前よく
その座をお譲り
致しますけど....。
こうして、見た目からして
『オモチャ』
にしか見えない
チープなスケボー
は、ほどなく
田舎モンで
坊主頭
の中坊
の
無二の親友
となり、学校から帰ると
自転車の荷台にゴム紐
で括りつけられて、
町内の
坂道
を探しては、ひたすら滑り下りる、といった
充実した(?)毎日
を過ごしました。
(残念なことに、学校内では、誰からも
「買ったぞ~!」
という声など耳にする事はなく、一人寂しく各地を巡っては、
小学生達の注目
を一心に浴びるのみでしたが....。)
ところが、ある土曜日の午後....。
家からはちょっと離れた、
『大〇緑地公園』
まで何となく足を伸ばした時のコト....、
ついに遭遇してしまったのです....!
そこにいたのは、まぎれも無く
『神集団』
でありました。
駐車場に停めたワンボックスの周りで、
髪を伸ばし
、
(
ヒッピー
みたいなのや、
マッシュルームカット
みたいなの!)
鼻の下には髭などたくわえつつ、真っ黒に日焼けした
若者達が、鮮やかな
スピン
や、恐ろしいスピードでの
スラローム
、そして優雅にバランスを保ちながら
逆立ち
で滑っている姿は、
今でも
鮮やかに思い浮かんできます....。
(くどいけど、
今年で50ン歳
....。)
その時
Lo'ihi 少年
は、自転車に跨ったまま気配を消して、遠巻きに眺めておりましたが、彼らのあまりの
『神々しさ』
に、
近付く事も話し掛ける事も
決して出来ず、ただじっと、その場を離れられずにおりました。
すると、彼らのうちの一人がこちらに気付き、ボードに乗って近付いて来るではありませんか....!
(めちゃめちゃドキドキ。)
覚悟を決め、緊張したまま待っていると、何やらイロイロと話し掛けてきた筈ですが、
コレは覚えてません
。(残念、ほらやっぱりネ....!)
ただ、近いうちにこの場所で
大会
がある事、その為の練習に来ていた事、そして、きっと彼の視界に入っていたであろう、
Lo'ihi
ご自慢の
『オレンジ色したオモチャのスケボー』
については、
「一度乗ってみれば~?」
などとは、決して触れてくれなかった事....。
(ダヨネ~!!!)
とにかく緊張しまくりで、多分、全然
愛想なかった
です....。
もしも、今会えるならば、彼らも
還暦を迎えるくらいの年齢
になる筈だけど、その後どういった人生を歩んだのか、そして
『スケボー』との付き合い
はどうなったのか、じっくりと聞かせてもらいたいなと思う
Lo'ihi
です。
そして後日....、
『大会』
を観ようと、再び
『大〇緑地公園』
へ、
たった1人
で出かけました。(ホントに友達はいないんかい!?)
しかし、すっごい盛り上がりでしたよ....!
かなり遠くからでも、
聞いた事の無い『イカした(!?)洋楽』
が風に乗って流れ、近付けば、そこに集まった男女の皆オシャレなことと言ったら....。
「ここはもしや、あの
『California U.S.A.』
なのかっ???」
(当然ですが、実はそんな頃には、一度も行った事など無いくせに....!)
などと、
『目にするもの、耳にするもの全て』
が
異国の雰囲気
たっぷりで、
田舎の中坊
にとっては
夢の様な空気感
を味わいました。
競技の内容は、
『瞬きするのがモッタイナイ』
程、素晴らしいバランス技や、目にも止まらぬスピード競技など、観る側も常に
心臓バクバク
状態で、
「今まで自分がやってきたつもりの『スケボー』は、一体何だったの~?」
と言いたくなるくらい
異次元のレベルの技
が、その日一日でしっかりと目に焼き付いて、離れませんでした....。
あぁ、そうそう、ずっと見たくてもチャンスが無かった
映画
なのですが、
『LOADS OF DOGTOWN
(ロード・オブ・ドッグタウン)2005 アメリカ
』
ってのを、最近DVDで手に入れ、家でゆっくり視たんだけど、
『大会のシーン』
なんか、
当時の雰囲気そのまま
ってカンジで、
Lo'ihi
は全編を通して、あの頃に
タイムスリップ
してしまったかの様な、不思議な気持ちと懐かしさに思わず、何度も
「ウルッ」
と目頭が熱くなっちゃいました....。
誰もが過ごした
『多感な10代』
を、こういった形で、
再確認したり、追体験できる
映像としては、とっても良く出来ていますし、
当時のファッションや髪型
もそのままに、
CG
まで駆使して
ダウンタウンやビーチの雰囲気
をスクリーンの中に再現した
同世代の
女流監督
に、あらためて
賞賛と感謝の気持ち
を贈りたいと思います....。
さて、
大会
を観た日から、ますます
スケボー
にも熱が入り、
受験勉強そっちのけで
(言い訳すんなョ!)、毎晩、家の前にあった
『平らな道路!!!』
(
あの日を境に、
『下り坂』
は卒業しました。)で、ひたすら
修行
に励み、時には
膝や肘を擦り剥き(!)
、そして、たまに
後頭部にカサブタ
を作りながら
(危ねぇな!) ひたすら技を磨いていきました。
しかしながら、いつまで待っても、
「おい、オレも『スケボー』買ったぞ~!」
というヤツだけは決して現れず、華やかな
大会に出るチャンス
も全く無いままに、いつしか
Lo'ihi
は高校生となっておりました....。
そのうち、
楽器
をさわったり、他の趣味
(女子?)
に走ったりするうちに、段々と
『おもちゃのスケボー』
から遠ざかりつつあった、ある日のコト....。
友達の家に遊びにいく途中によく通る、あの、
鹿山の坂道のふもと
にあった
『ロ〇サーフ』
の建物の裏に作られた、立派な
ランページ
(今で言う
『ハーフパイプ』
みたいなヤツね。)の周りには、大変な人だかりが出来、そこで
スゴイ事をやっている
のを偶然目撃したのです!
その上では、振子の様に行ったり来たりするうちに、ボードに乗ったまま、フツーに
ヒトが、空を跳んでました
....。
その瞬間を見ちゃった
ものですから、消えかかっていた
炎が再び燃え上った
のは、言うまでもアリマセン....。
暫く経ったある日、思い付きで
バイト代とお年玉の残り
を全部持って、その
『聖地』
へと自転車でいそいそと出掛けていったのです。
(しかし、毎回ほとんど
何も考えとらん
よね....。)
当時、高校生にとっては、
『敷居の高いお店』
だったのですが、あの
『人生をも変えた(?)大会』
の主催者でもあり、そして当時
オーナー
であった、
『タ〇ザンと、双子のお姉ちゃん』
は、
中学の大先輩
(今で言う
『おなちゅう』
が何気に自慢....!)でもあったので、少し緊張しながらも、人でごった返す店内へと突撃しました。
そこは....今でも鮮明に思い出すのが、
『お店のニオイ』!
「ココが、本当のアメリカ!?」
って思えてしまう位、未だかつて嗅いだコトの無い、
『異国の香り』
が店内一杯に漂っています....。
(だからサ~、行った事なかったくせに....。本気で憧れてたんだ~!?)
サーフボード
に
ウエットスーツ
、
WAXやステッカーの匂い
、そして、
スケボーのウィールなどの樹脂の香り
が全部ごちゃ混ぜになり、体に良いのか悪いのか、入った瞬間から間違いなく、
『素敵に酔っぱらって』
いたに違いありません....。
かなり舞い上がっちゃってる中、あの
伊良湖のレジェンド
『タ〇ザン先輩』
に一から説明を受け、
板からウィールに至るまで
、
全てのパーツを選び出し、早速その場で慣れた手つきで組み上げてもらいました。
(ついでに、デッキ裏に
憧れのSHOPステッカー
を貼ってもらった!)
その間の
ドキドキワクワク感
といったら....。
運転免許
を取ってすぐ、初めて
1人でディーラーに車を見に行った時
の興奮と、どこか似ていました....。 いや、まさにそれくらい
「今、自分はスゴイ事してる!」
って思ったもんです....。(わかる? この気持ち!)
ちなみに、お値段は確かトータル
¥34,000
くらいだったと思います。
(実際、当時は何もかも
Made in U.S.A.
でしたから、
その位してもアタリマエ
でしたけど....。)
そう言えば、最初に買った、アジアのどこかで作られた
『オモチャのスケボー』からすれば、約10倍!!!
『10段変速機付きのサイクリング車
(懐かしい!)
』
がフツーに買えてしまいます....。
しかし、後悔など微塵も無く、
満足感や充実感
で満たされ、このまま
お店にずっと寝泊まりしたい
程、嬉しかったのですが....。
いつの間にか周りを取り囲んだ、
自分より少し歳上
の見知らぬお客さん達から、
「オレにいっぺん貸してみやぁ~!」
などと強く迫られ、ふと我に返り、
早々に退散
する羽目になってしまいました。
ああ、残念....!!!
もうしばらくお店の中に居たかったのに~!
それから再び、
厳しい修行の日々(?)
が続き、
『オモチャのスケボー』
では決して出来なかった
技
が出来る様になったりして、ますます深く、のめり込んでいきました....。
がしかし、相変わらず
『同じ趣味を持つ友人』
には出会えませんでしたけど....。(いいかげん、何か
自身に問題
でも?)
もうほとんど、
トラウマ状態
....!
こうして、とうとう
『本物のスケボー』
に出会い、それと引き換えに忘れ去られた、
『オレンジ色のスケボー』
は、今どこで何をしているのか、全く記憶の片隅にも残っていませんが、あの時、何の
前触れも無かった所
から、突然湧き上がってきた様に始まった
Lo'ihi
の
『スケボー遍歴』
は、ついに本格化し、一応
今日現在(21世紀)
に至るまで続く事となったのでした....。
しかし数年後、ほとんど週末は
海で『波乗り』して過ごすようになり
、
『スケボー』
とは、これまでの
中身の濃い付き合い方
から、
付かず離れず
の
スローペース
へと変わっちゃいましたけど....。
何かの都合で海に行けない日などには、
『波乗りのおさらい』
といった理由をこじつけて、ふと
『愛機』
を車に積み込んで、あちこち探して滑りに行ったりもしてました。
(そうは言いつつも大概、
お手軽な近くの公園や駐車場
ばっかり....。)
30代
に入った頃
(1990年代)
は、一時期遠ざかる様になってしまったのですが、原因は自分にあったのではなく、
『スケボーを取り巻く』
マーケット
が変化してしまい、道具から乗り方に至る全てが
『別のアソビ』
へと進化していった為でした....。
あの、
小さ過ぎて板から足がはみ出てしまう
ボードと、
指で作った輪っかくらい
になっちゃった、
『マカロン』
の様な
直径50mm
あるかないかの、
カッチカチなウィール
、それにほとんど
傾いてくれないトラック
...。
それに何だか、
『踏んだり、蹴飛ばしたり、あちこち擦ったり』
して、やたらと
ボードをイジメる様な乗り方
がカッコいい、みたいになっちゃって....。
おまけに、板の裏側に描かれた、
骸骨やモンスター
などの
『おどろおどろしいグラフィック』
など、どう考えても
『イイ大人がするアソビ』
からは、どんどんかけ離れていってしまったのです....。
例えるなら、
『健康的でスポーツ万能』
な、
『いつも陽に焼けてサラサラの長い髪』
だった女の子が、急に
『厚化粧』
をして
『髪を金髪に染め、クルクルパーマを掛けて』
夜遊びばかりする様になっていく様な....。
(あらためて読み返すと、
余計に解りにくい例え
でゴメンね~!)
それでも実を言うと、そんなカンジのスケボーを、一応
2枚くらいは手に入れ
、そういうスタイルが好きな連中の集まる場所へも出張してみたけれど、気持ち的にも
全くダメだったです
....。
(って、結局は
『つまみ喰い』
してるやないかいっ!)
一旦楽しく無くなっちゃうと、お出掛けの時も、なかなか手を伸ばす事が無くなり、置き場所も
玄関先から物置部屋
に移されてしまううちに、いつしか
忘れ去られるハメ
になっておりました。
(案外、DRYなのだ....!)
その後、永い間
「持ってるだけ」
の日々が続き、街なかでもあまり目にしなくなった頃....、ある日、
波乗り
をしに行った
静岡県の、とあるサーフショップ
の前をたまたま通り掛かった時、
『SALE』
の貼り紙に釣られた
Lo'ihi
は、
「ホンの冷やかし」
のつもりで、店内を覗いてみようと思いました....。
中を見渡した瞬間、意外と広さのある店内の一角で、所狭しと並べられた
『サーフスケート』
と呼ばれるボード達の群れの中に、
1mを超える『ロングスケートボード』
から発せられた、
『名古屋に連れて帰って』オーラ
をつい、
不用意にキャッチ
してしまったのです。
「コレ、ほ、欲しい....!」
(チェッ、まただよ....。)
既に、
『30%OFF』
なのに、
「実はボク、名古屋から来てるんだよね~!」
とか言いつつ、更に
半端の数百円まで値引き
してもらい、(やらし~な!) 帰りの高速では、すっかり舞い上がっておりましたが、無事名古屋まで持ち帰り、早速試乗をしてみますと....。
コレがまた、久しぶりに巡り合えた
『お気に入りの一枚』
に、めでたく加わる事となりましたので、再び玄関先には
『スケボーたち』
が戻ってきて、賑わいを見せる事になり、またしても狭くなってしまいました....。
(ボクって、只の
アンポンタン
ですよね? きっと....。)
それはさておき、とにかく
全てがデカくて、幅広の板
なのですが、何よりも
ウィールが大きくて柔らかい
為、しっかりと
路面をグリップ
してくれて、おまけに
静かで安定感があり
、昔の様に
スラロームやターンが自在
に出来、
サーフィンのトレーニング用
としても
Bestな選択
だと思われたのであります....。
がしかし、十分乗りこなせていなかった、ある日の事....。
いつもの
『大〇緑地公園』のプール駐車場
で、つい調子に乗り、
板の上で高く飛んで着地した
際、キッチリと
両足が揃ってしまった
まま、ちょうど真ん中辺りへ、ちから(体重?)一杯下りた瞬間....。
ヴァキッ
ツ
ツ
ツ
!!!
結構派手な音
と共に、
板は真っ二つに折れました!
(正確に言うと、
『くの字』
になり、裏側は地面に擦ってしまっております)
「うわ! やっちまった~....!!!」
悔やむより先に、周辺にいた
『
☀
楽しそうな家族連れ』
や、
『
❤
幸せそうなカップル達』
からの
冷ややかな視線
を浴び、その場はもう
笑うしかありません
。
恐る恐る板の端っこを掴んで拾い上げると、真ん中辺だけが、
かろうじて繋がったままブラブラ
の、
『2輪車+2輪車!』
を、まるで
「べっ、別に~、大した事じゃないし~....!」
といった表情で、コソコソと片付けつつ、実は
意気消沈
しながら、早々にその場から撤収いたしました。
(その後モチロン、車内で号泣....。)
が、しか~しっ!
Lo'ihi
に限っては、こんな事ぐらいで
メゲる程ヤワ
ではございません!
間もなく、きっちりと
『新しい板』
をSHOPで見つけ出し、(この時代
長い板
は、ほとんど
単品では出回ってなく
て、見つけるのに苦労したというより、
「コレしか無いけど、ど~する?」的なカンジ
だったけど....。)
その板は、ナント今日まで乗り続けています。
(拍手喝采の嵐....!)
Lo'ihi
とは、すごく
相性が良い
板ですし、自分の乗り方に合ってます。
今後とも
クルマに轢かれたり
しない様に、また
『大人のルール』
として、決して
道路では1m足りとも乗らない
様に、誓いを立ててます。
(家から数10mの
いつもの駐車場
まで移動するだけでも、乗りたいのをガマンして、
脇に抱えて歩いて行く
んですから、いたって
本気
です....!)
そして
2013年
....。
(できれば、BGMは
映画『2001年 宇宙の旅』
のテーマ曲となった、
ヨハン・シュトラウス作曲
『ツァラトゥストラはかく語りき』
でヨロシク!)
お正月休みの間に、Netで
『ロングスケボー専門店』(!)
を発見し、新たなる、
幾つかのパーツ
を手に入れたのですが、、例のボードの、板だけは昔のままに、
10数年ぶりにアップデート
してみました。
てか、一言で言うと、
『板以外、足回りは全て交換』
ってコトですな....。
トラック
(車軸の付いた車のシャーシみたいなの)は前後とも、幅広
10inch 超え
の柔らかいのにしたら、より
スラロームがしやすく
なりました。
次に、
ウィール
(4個あるタイヤのコト)は、
70mm
の大径で、これまた硬度が柔らかく(
78A
....
ってわかる人にはワカルよね。)で、少々荒れた路面でも
グリップは抜群
で、
衝撃が少ない
ので、
足が疲れにくい
です。
更には、スピードを決める
ベアリング
(ウィールの芯に両側から嵌め込む回転パーツで、2コset×4 計8個)は、文句なしに
最速のAbec9
....!
(え~、
マニアックな話
ばかりでスイマセン....。)
それで、乗り心地はどう変わったかと言いますと....、
スゴいッス!!!
ハンパないッス!!!
ヤバいッス....!!!
(ウザいッスか?)
旧いパーツを一旦全部外し、
新しいパーツ
を組み直して準備万端、初めて迎えた試乗の日、いきなり一発目から予想以上の
『スピードの速さ』
に置いていかれ、
フェンスの支柱に激突
して、かなり
痛い思い
をさせてもらったです。
片足で蹴りながら加速しつつ、今までと同じタイミングで
ターンするつもり
で、板を傾け始めたら、ごくわずかの間に、とっくに
フェンスに到達
していて、目の前には
避けようのない壁
が立ちはだかっており....。
ガシャッ!!!
(あえて
地味にぶつかった
音....!)
わずか、
右足の小指一本
だけ
で、
『全体重+遠心力』
を一気に受け止めましたので、
ハンパない衝撃
に加え、その後
『鈍い痛み』
を感じつつ、おまけに、はずみで
板からは投げ出され
て、
アスファルトの上をゴロゴロ
と転げまわってました。
どうやら、
尾骶骨をしたたか打ち付けた
みたいで、お陰で全く力が入らず、横向きになったまま、ひたすら
痛さが治まるのを待つ
しかありませんでした。
もし宜しければ、皆さんも
アスファルトなどの上に立ち、
思い切り良くジャンプ
し、そのまま
両足を揃えて前に投げ出し
、
お尻だけで着地
してみて下さい....。
( ....いや~、やっぱ止めといた方がいいと思います....。)
始めてから、わずか
5分足らずの間
に、それまでいつも一緒で、
『相棒』
だった筈の
『愛機』
が、
突然凶暴
になった気がして、かつて感じた事の無い、
『恐怖感』
さえ芽生えました。
もしかすると、
Lo'ihi
の知らない間に、
ショッカーの『死神博士』の手に掛かり、改造された
のか....?
(コレって、懐かしい....。 けど、どうでもいい!!!)
暫く経って我に返り、周囲を気にしはじめた時、フェンスの向こう側の県道では、
休日で行楽に出掛けるクルマの列
が視界に入りました。
すると、クルマの中にいる、
ありとあらゆる沢山の視線
が全てこちらに注がれているではありませんか....!
「マズイ! 早く起き上がらないと、けたたましいサイレンを鳴らした
『✚紅白の1BOXカー』
が、お迎えに来てしまう....。」
そう思いつつ、まずは上体を起こし、
全身のダメージ
を再確認してみると、やはり
尾骶骨と右足の小指
がとっても痛いだけで、特に頭などは打っていない様でしたので、何とか
気合い
で立ち上がる事にしました。
フェンスにぶつかったまま止まっている
『愛機』
を拾い上げ、右足を引き摺りながら、
たった数十m
の距離を、決して誰とも目を合わさず、トボトボと家路につきました。
どうにか辿り着いて、すぐに
スニーカーとソックス
を脱いでみたら....。
ヤッパリね~!
もう既に、右足の小指は(赤いのを通り越し)
黒ずんで、まるでマンガに描かれているかの様に、丸っこく腫れあがって
きています。
「ほ~らね~!」
とひとり言を呟くと即座に、
痛いのをガマン
し、無理矢理
元通りに、靴の中に足を収めました
。(何という事を....!!!)
そうしないと、ますます
腫れが酷くなって
しまい、当分の間、
靴が履けなくなって困る
からです....。
(おっ、賢いね~!?)
実は以前、波乗りしてて、浅瀬に乗り上げた時に、フィンが引っ掛って、バランスを崩し、
足の指から砂浜に着地
したら、
小指と薬指の2本を同時に折った
事がありまして....。
(超ダサっ!)
(しかも
折れてた
のは、数か月経ってから知ったんだけどね....。)
そん時は、お気楽に
『ゴム草履』
で運転して帰ったんだけど、それが災いし、家に着く頃には、内出血のせいで
『真っ黒けのお団子』
みたいに腫れあがり、翌日からの
仕事に大いに差支えた
ものでした....。
(今でも反省してるけど....、ホント、まったく
「イイ歳こいて」
さっ....!)
こんな
「ハズカシイ事」
を
『自信タップリ』
に語っちゃってますけど、そのせいで
治らなくなる事
だってあるから、
賢明な読者の皆様は、決してマネしないでね....。
(多分、誰もせんよね。)
何だか、ただ単に
『痛さ自慢』
の様になって来ましたので、この辺で話を元に戻すとしましょうか....。
さて、例の
✦
ニューマシン✦
はどうなったかと言いますと、あれ以来ほとんど毎週乗り続け、今ではすっかり
『爆速』
にも慣れると、あらためて
回転の滑らかさ
に驚き、そして
乗り心地の良さ
を充分に味わっております....。
おまけに、カーブの
切れがイイんです!
単に
スピードが速い
だけでなく、減速しなくても、思い切りよく傾ければ、ちゃんと
スパッと曲がってくれます
。
特筆すべきは、それまでのものよりも更に、信じ難い程の
音の静かさ
と、それに見合った
振動の少なさ
ですかね~。
(そりゃ、
最初に買ったスケボー
からは
『遥か40年の隔たり』
だからね! 進化してて当然だし....!)
お陰で、太ももやふくらはぎなどの
足の筋肉が疲れにくい
です....。
まあ、そんなワケでこれから先、何歳まで
『スケボー』
をやり続けるかは自分でも分かりませんし、敢えて決めてはおりません。
いずれにせよ、
適当な広さの場所
がある限りは、どこにでも出掛けたいですし、何よりも、
怪我や事故
にだけは気を付けて、冒頭に述べた通り、
『健康維持』
の為、歳を取っても乗り続けていたいです....。
(時々は、
スリルとスピード
も、ちょっぴり味わいつつ....! ダメですか?)
コラッ....!
若い人の中にも、
『ランニング』
や
『ウォーキング』
を
健康維持の手段
として毎日続けられる方が多くいらっしゃる様に、
『スケボー』
でその目的を果たそうとする、
『アホなオッサン』
がますます増える事を期待しております。
(あ、モチロン
『オバサン』
も大歓迎ですから....。)
「よ~し、じゃ久々に再開しようかな!?」
と思ったその時は、是非
Lo'ihi
まで
ご一報クダサイ
ねっ!
板やパーツの事、乗り方や場所の事など、何でも情報交換したいです。
今度こそ、
「お友達になりませんか!?」
ってコトで....!
(いや、やっぱし、どうせ
現れてはくれない
のだろうけど....。)
てなワケで、本日はこの辺で....。
久々の長編でしたが、最後までお読み下さり、ありがとうございました。
いつもでしたら
『一枚の写真』
は、概ね
『SHOPオリジナルTシャツ』
と相場が決まっておりますが、今回は勝手ながら
Lo'ihi
の相棒を、というコトで、新作の
『Tシャツデザイン』
を楽しみにして下さってるアナタ....、
どーも、スイマセン!
次回は必ず....?
それでは、ホントにこれで....。
ALOHA A HUI HOU!
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