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ロイヒ オリジナル シルクスクリーン プリントワークス | 日記 | でら、『大人のスケボー』だでかんわ~!!!


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2024/04/26

◆明日からGW。Loihi は通常営業ですので、是非この機会にご来店下さい。

2024/04/23

★★★GWのお休みは4月30日(火)のみとなります。他は通常営業です。

2024/04/20

★小学校教職員の皆様、予想通りオーダーが集中してます!お早目に~!

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ロイヒ オリジナル シルクスクリーン プリントワークス 日記

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でら、『大人のスケボー』だでかんわ~!!! (2015.04.15)

ALOHA!



久々の更新でございます....。


「寒い寒い」が口癖になっていたはずが、いつの間にやら陽射しも暖かくなり、桜の花もあっという間に散ってしまった今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか....?

(残念ながら、『お花見』には行けなかった Lo'ihi です....。)


さて、今回は1年半ぶりのスケボーネタでございます。

「何? サッパリ興味が湧かんがやっ!」って方....、

う~ん、大変残念ですが...、

無理やり読んで下さい。

(読ますんかいっ!!!)


「でも、何でこのタイミングなの....?」


と言われましても、多分ご存知とは思いますが、こういう(Tシャツプリント)業界って、冬の間は比較的ヒマだったりします。

(OPEN以来ずっと、毎年この時期『一年中で最も時間に余裕が生まれるシーズンと言い換えて頂くと、概ね間違いありません....!)


ほ~するとさいが....! (近所のバァチャンが良く使ってた言い回し) 

ついつい良きにつけ悪しきにつけ、色んな事を考えちゃいます。

何の前触れも無しに、ずーっと欲しかった『あの品この品』など、毎日の様に頭に浮かんでは消えて行く、といった(※)妄想野郎? に変身してしまうワケです....。

(あのさ~、財布の中身を分かってんなら、サッサと仕事しろよ~。)



....ところで、

(※)〇〇野郎
って言葉、中学生の頃に本屋さんの隅で、コッソリ立ち読みしてた懐かしの『平凡パンチ』とか、『GORO』なんかのキャッチコピーや本文中で頻繁に使われていた記憶が蘇ってきます....。

ですが、1976年雑誌『POPEYE』が創刊して以降、目にするようになった『〇〇BOY』 シティBOY、テニスBOYなど)と称する、垢抜けて小洒落たイメージの方がウケて、いつしか〇〇野郎はその役目を静かに終えます....。)

チーン! (合掌)



もひとつ....、高校生の頃、少々目立つ系女子(車高の低~い車で校門前までお迎えに来てもらっていた方々)の間では、彼氏の事を『野郎サン(!!!)』とお呼びになってた方もいらした、という記憶も蘇ってきます。

「あ~っ、そうそう♥ そ~なのよッ! ワタシの『野郎サン』のケンメリ(スカイラインGT)なんてサ~、※ショートピース(煙草)一箱分しか隙間が無かったんだからァ!!!」

(※車高が、いかに低いかを表す単位。 煙草の箱が小さい程、「スッゴイじゃ~ん!?」と、その業界の方々からリスペクトされていた。)

って....そこの一見セレブ風なお母様っ! モチロン違いますよね!?(笑)

にしても、当時の未舗装路をどうやって走れたのか、不思議です。


エ~、毎度のお約束で少々脱線してみましたが、『お店日記』ベテラン読者(?)であるアナタは、この程度ならばきっと想定内、いやむしろ、「そろそろ来そうだな....。」なんて、期待感すらお持ちだったのでは、と勝手に思ってしまいます....。



......ぼちぼち、続きに戻らせて頂きますが....宜しいでしょ~か?

さて、日々の貴重な時間を無駄に費やし、『果てしなき妄想』を繰り返していた Lo'ihi でしたが、突然、頭の中にLEDランプ(時代だネェ....。)がキラキラと眩しい点滅を繰り返すと、思わず「そ~いえばそ~だがやっ!」と、一人でニヤリとしちゃう様な、『究極の結論』に達したのです。

(なにナニ何っ??? どんな究極???)


それは....。


♪ New★ス・ケ・ボ・ー !!!

(え? まさかの....、ですか....?)

そう、『決して裏切らない心の友そして Lo'ihi にとりましては『※健康の源(みなもと)』であります....。

(※個人の感想によるもので、効能を保証するものではありません。)


それまでモヤモヤしていた頭の中が突如パッと晴れわたり、明るく眩しい光が燦燦と輝き、自然と笑みがこぼれてしまいます....。


「そ~だがやっ! すっかり忘れてまっとったわ....。」


(しかし同時に、「一緒に遊んでくれる仲間は50ン歳を過ぎても未だ見つからんし....。」といった『悲しい現実』も、ふと思い出されます。)


こうして、モヤモヤの原因がハッキリした今、早速 Google のお世話になりながら、1年半ぶり(実際は一昨年のお正月以来!)の情報収集を地道に積み重ね、最新の動きをリサーチした結果、『Lo'ihi スケボーリニューアル大作戦』を敢行する、という結論に達しました。


因みに、前回(2年前)『お店日記』でのお話は、既に2台愛用していた1mを超す(!)長~いスケボーのデッキ(板)をそのまま流用して、足回りのみ2set分をNetショッピングにて新たに入手し、取り替えて乗ってみたところ、超爆速の別物へと生まれ変わり、ビビリまくり&痛い思いをしながら、どうにか乗りこなせる様になった、というお話でした....。



【2013年7月へ タイムスリップのご案内】
HPの左上『日記』欄をクリックしますと、日記一覧に変わります。

ページの一番下までスクロールしたら、並んでいる数字の2で次ページへとジャンプしますと、真ん中ちょい下あたりにある、親亀子亀の様に積まれたスケボー写真の見出しをクリックすれば、全文ご覧頂けます。


【タイトル】

スピード・スリル・バランス、そして痛さの魅力....! それが『スケボー』なのだ???

(書いた本人も今や懐かしいですが、何と言っても多感だった『少年時代のプライベートヒストリー』が涙を誘います。)


さて、今回の計画では、デッキ(板)2台分を新たに入手し、今あるスケボーの足回り(トラック、ウィール等)をそっくり移植するという、前回とは真逆の作戦で、専門店サイトを眺めては、幾つかの候補を挙げ、(板の長さ×幅×厚み、さらには材質や形状まで)とことん比較検討してみました....。


因みに、ボトム(裏面)のグラフィック(イラスト)は、実際の乗り心地や使い勝手とは全く関係ないので、地味とか派手とか一切無視です。

(描かれた絵柄でチョイスする年頃は、もうっくに過ぎました....!)


こうして数日が経ち、次第にデッキ(板)のみを探しているだけでは飽き足らず、関連サイトやブログなども読んでいくうちに、チョットばかし(???)考えが変わり、今の自分が乗ってみたいと思う『コンプリート(完成品)1台分』を、パーツから一つずつ選んでいく方が楽しいかも? ってな事で、いつの間にか計画変更となっておりました....。

(オィオィ、オ~イッ! どこがチョットなんだよ!? あ~あ、また1台増えちゃうんだ~? 知~らないっと....!!!)


そうなると、組み合わせの範囲はとてつもなく広大になってしまい、まるで『夏休み前に大量の宿題』を出された時の様な収拾のつかなさに、パンク寸前な自分がおりまして....。


「ううっ....! 一体どっから手を付けたらいいのか、わっかれせんがやっ!!!」

(いくつになっても、まだそんなコト言ってる自分が哀しい....。)

といった逆ギレ状態(?)にハマりかけたりしまして、そりゃもう難航を極めるかと思いきや、「そ~言えば、楽しい事をやってるんだったし....!」と気付いた途端、即座にスイッチが切替わり、淡々とすすめている自分がおりました。

(自分の頭の中が、どういう仕組みになってんのか不明....?)


まずは、おおまかなコンセプト(構想を決め、徐々に細部を詰めていく方法に徹すると、意外とスムースに進んだのですが、それでも慎重かつ気を抜けない性分なもんで、決めるのだけは時間が掛かります。



んで....、今回のコンセプトっていうのが、


★レングスは長すぎず短すぎず、34~36inchの範囲くらいで

★ワイズ(幅)は9.5inch以上、爪先や踵がはみ出しにくい幅広のもの

★適度に取り回し易い軽さを感じる(前後輪などが簡単に上がる等)

★しっかりと傾けた場合でも、確実なグリップ力と安定感がある

★それでいて、ターンではスピードを殺さずに、スパッと回れる

★どんな場合も挙動が自然で、スムースな戻りと確かな直進性を持つ

★板の「しなり」は不要、しかし足回りの柔軟性により、静かで疲れにくい


(注・1inch=2.54cm)



などと、この後にいくらでも続いてしまいそうでキリがありませんが、まあ、およそこんなカンジです....。    


毎日わずかでも、手か空けばパソコンとにらめっこという日々が続いた後、やはり一軒のお店で全て揃えるのではなく、欲しいモノを必要なだけあちこちから掻き集めて、じっくりと丁寧に組み立てることにし、最終的に出来上がったのが、今回の2015新型機となります....。

(ハァ~、やっぱり大変な作業だった....!)


あらためて感想を一言で言い表わすと、

それ程意識して狙ったワケじゃないのに、ずいぶんと

『大人のスケボー!』
が完成しちゃいました。


少々昔の話に戻りますが、2年前『ペニー』と称する、樹脂製ショートボードに柔らかいウィールを履いた、Back Packに入るサイズの『お手軽ミニクルーザー』(街を流すスケボー)を小脇に抱えた、俄か(にわか)スケーターが増殖している、という話題にチラッと触れましたね


それらのライトなユーザー達は、一度所有した途端、その後スケボーに乗る機会も増えるワケで、いつしかその先にある、 『もうチョイDeepな世界』を覗いてみたくなるのは、自明の理であると思われます....。


そこで『脱・ビギナー』に向け、もっと拘った本格的なクルーザーを求める声に応え、ハイグレードなコンプリート(完成品)街乗りスケボーをはじめ、全てのパーツがアメリカのみならず、日本・カナダ・ヨーロッパのメーカー各社からもリリースされ、好みや選択の幅も大きく広がりました。

その結果、徐々にジャンル(乗り方・スタイル)の境目が曖昧になってきているという、ここ最近の状況へと変化しているワケです。




モチロン、今でも飛んだり跳ねたり、蹴飛ばしたり擦ったりスライドする、ハードコアな乗り方も健在ですし、誰もが簡単にマスター出来るならば、ド派手なテクニックの1つ2つくらい、いつか人前で披露したいなどと、密かに目論んでいる若者も少なくない、とは思いますが....。(ボクもっ!)


(ただ、興味の無い人からすると、目の前で『気合いの入った大技』を見せつけられても、「は ? それがど~かしたの?」ってくらい、どーでもイイコトなのだと、Lo'ihi は知っています。)


また、相変わらず『なかなか海に行けないサーファー』(誰のことだ?)や、『ゲレンデで神になる』のを夢見るスノーボーダーの間では、やや長めの板で平地をクネクネしたり、緩めの長~い坂をひたすら下ったりするみたいな陸トレの為のアイテムとしても、優れたギアは不可欠です。

しかし、ジャンルや乗り方に拘るよりも、まずは本人が安全で楽しいかどうかが最も肝心だし、初心者なのに無理矢理派手な技やスピードを出し過ぎ、失敗してコケた時には大怪我するリスクも高いから、時として日常生活に様々な支障をきたすんじゃないかな?  な~んて心配したりしちゃいますもん。

(どうあがいても、地面とケンカしたって絶対勝てないっていう『恐れの気持ち』ってのは大事だよね!)


その為にも、まずは『最新の改良が施されたスケボー&パーツ』を選び、怪我のリスクが少ない場所で練習する事が、上達する最低条件なのだとLo'ihi は信じて疑いません。

(スゲ~こじつけ....。)


こうして、今回の新たなお買い物をキッカケにして、あらためて気付かされたのは、『昔ながらのチョイスの方法はやっぱり正しい!』ってこと。


PROショップを謳うお店では、乗り手の進化や上達に合わせ、より精巧に作られたパーツをひとつひとつ吟味して、手作業で丁寧に組み上げられ調整された、高価なセットに納得させられます。

(気付けば、ついヨダレが出ている事もしばしば....!)

また、同じモノがどれだけ売れているか、低価格と数量で勝負しているスポーツ店・量販店の場合、精度はそれなり(?)で出せるスピードも抑え気味なのですが、まずは楽しさを知ってもらうというスタンスで、初めてでも買い求めやすいセットを組んで、カラーやデザインなど、見た目にも工夫をこらしているみたいです。

(どちらがどうだ、と言うものではありません。)


ただ、どんなビギナーも(もちろんエキスパートになっても)ヘルメット・グローブ等の防具は不可欠ですし、未だ「ヤバそうな滑り」で無茶してる青少年をたまに見掛けますが、自分1人で痛い思いをするならまだしも、クルマや歩行者を巻き込む様な遊び方はいただけません。

そんなワケで Lo'ihi としましては、今でも相変わらず道路では1mたりとも乗らない、ちゃんと誓いを立ててます。

むしろ大人として、彼らの『良きお手本』になれる事を意識しなくてはいけないな、と思います。

(言ってる事「だけ」はカッコイイ!!!)

それでいて、Myボードのチョイスには、どこか渋めな主張が感じられる様な、『ベテランならではの落ち着き』や、『味わい深さ』も大切じゃないでしょうか....。

「勝手に言ってろョ!」なんて言わないでネ~。)

例えば、『チタン製のゴルフクラブ』をオーダーで製作してもらい、若い人達に見せびらかしても、「あ、そ~なの?」位にしか反応は返ってこないでしょうけど、この時代にシャフトからヘッドまで全て堅い木製で、見るからに手間の掛かったクラブでまっすぐ飛ばせられれば、「ナンカ、いい雰囲気ですよね~。」といった肯定的な感想もきっと出てくるのではないかと思います。

(全く興味の無い人には、どちらでも違いはないけれど....。)



こうして、迷いに迷って選び抜かれたパーツを自ら組み立て、見事完成した『大人のスケボー』ですが、ざっとご説明しましょう。



デッキ(板)は隆盛を極めた80年代に、丸ノコが並んだグラフィックで一世を風靡した、あのポール・シュミットによって生み出された『SHMITT STIX』の名作、『YARD STIX』

その再販ヴァージョンで、長さは36inchとピッタシ理想通り。

両端とも絞り込まれていない、ずんぐりとしたシェイプがまたそそるのですが、厚さはいたって標準的な、7PLY(7層に重なったウッドパネル)で、幅は最大9.5inch。(コレも当初の計画通り!)

他のパーツが一切付いてない状態でも、長さと幅のお蔭で結構な重量感は感じられますが、Lo'ihi体重(ナニ? 怪獣? コラッ....!)を考えれば、かえって安心感を持たせてくれます。

コンパスで描いた様な、半円型ノーズには、僅かなキック(持ち上がり)が施され、テールはスクエアで特長的な長く大きめのキックが付いていて、全体的には緩いコンケイブ(反り)まであります。

(そのお蔭で、不要な「しなり」はありません。)

色は全体がブラック×シルバーでまとめられ、『YARD STIX=ものさし』の名の通り、ボトム(裏面)には細かい目盛が36inch分、ちゃんとプリントされていて、シャレが効いてます。

(あの、「絵柄なんてど~でもイイ」んじゃなかったっけ?)


デッキテープ(滑り止め)は、『Blood Orange』(by CALIBER)を切り売り(少々余分をみて38inch分カット)してもらい、糊をドライヤーで温めながら自分で貼り付け、新品のカッターの刃をボロボロにしながら(泣)、周りを形に沿って綺麗にカットしました。

テープの色は、大概ブラックが多いのですが、Ferrariのボディみたいな光沢のある真紅を選んでみました。粒々がメチャ粗目なので、グローブ無しだと手で持っただけでも怪我する位、ハンパ無いグリップ力です。(でも、ポロポロ取れてきちゃう....。)


続いて足回り。最も重要なトラック(前後の車軸)は、泣く子も黙る『CALIBER』製カービング(クネクネ)系ワイドトラック10 FIFTY(10inch 傾斜角50度)で、他社の製品よりも見るからに工作精度が高く、ハンガーの仕上げ色はメタリックレッド艶消し塗装!

コレ、一目で気に入りました!!!

かつて草創期にはシルバー(無塗装)一択でしたが、以後次々とリリースされ続けるカラフルなトラックは数々あれど、この渋派手な雰囲気は他社の製品では、まず見当たりません。


そして、最も好みがうるさいウィールですが、前回2種類のメーカーを試しに採用してみたうちのひとつで、今やすっかり Lo'ihi お気に入りの『DIVINE』から、爪で押すと凹むくらい柔らかめなROAD RIPPER 70mm 78a をチョイス。

これが、奇しくも側面には『赤い丸ノコのグラフィック』が描かれた漆黒のカラーで、『SHMITT STIX』製デッキのイメージともピッタリ合い、しかもそのグリップ力は乗る前からお墨付き、という申しぶんの無さ....!

ウィールと言ったらまず思い出すのは、メジャーな『abec11』『POWELL』などですが、それらを差し置いてもこの形が好きだし、何より価格が良心的なのがウレシイです。

(柔らかいウィールって、やっぱし減りが早いけど....。)


あと普段は隠れて見えない部分ではありますが、スピードの要となるベアリングの性能はモチロン、Abec7クラスをチョイス。

(手で弾みをつけて回してやると、いつまでも回転し続けます)

この業界では名実ともに一流どころの『BONES』『Ninja』といった2大巨頭を差し置いて、少々マイナーなメーカーに走ってみました。

『RACING BEARING』という聞き慣れないメーカーですが、前回と同じく『※ウィールスペーサー』(※ウィール内外に組み込まれる2個のベアリングの間に挟まれた小さなパイプで、本来別部品)一体型の優れモノで、何だか剛性感がある気がして、最近とみにこの仕組みがお気に入りとなっております。

(一応、China製なのですが、昔はそんなイイ物無かったし....。)

その他樹脂製パーツは、デッキの高さを上げて、大径ウィール(60mm以上)との隙間を空ける事により、ウィールバイト(傾けた時、板のボトムが接触して急ブレーキが掛かり、危険!!!)を防ぐ、切り餅みたいな『トラックスペーサー』(25mm厚)をサンドしました。

デッキ側の面はやや広めで、ピラミッド型に少しだけ絞り込まれ、トラックベース(取り付けプレート)面と同じサイズになっている事で、より安定感を上げた形で、とても手頃な価格(1個 200円×2)に加え、何と高さも2種類の中から選べます。

更にもう一工夫して、『スぺ-サー』『トラック』の間に『ショックパッド』と呼ばれる、薄くて硬い長方形のゴムパッド(厚さわずか0.8mm)を挟んでみました。

これにより、路面の凹凸を吸収して振動を抑え、また滑走音が静かになり、しかも疲れにくいといった、一石三鳥の役目を果たしてくれる地味地味なパーツも実は大切なのです。


最後に、デッキを貫通させて足回りパーツを固定する、ハードウェア(トラック専用取り付けボルトナット)のセットですが、片側につき4セットで、全部で8セット分が必要となります。

ボルトの長さ(1inch~各種)と頭の凹み形状(六角or+)には様々(フラットor丸頭など)ありますが、スペーサーの厚み分が加わる為、長さ2インチ以上は必要で、靴の底に違和感が少ないフラットヘッドに六角レンチ用凹みのついた物をいつも選ぶ様にしています。

何故なら、+ドライバーヘッド用だと、トラック取り付け・取り外しの際、凹みに真っ直ぐ当たっていないと、必ず空転させてしまい、ネジ頭がつぶれて困る事が多く、しかも最後まで確実に締められないからです。

なのに、わざわざ六角で注文して届いたのは+の凹み....!

返品交換が面倒だし、しかも気付いたのは届いてから相当日数が経ってしまっていたので、諦めてそのまま使用したら....

やっぱり、+のネジ頭がつぶれてしまいました(泣)。


うう、悔しい! コレだけが唯一納得できんかったトコロ....!)


こうして、とうとう完成したのが、写真の

『Lo'ihi カスタム mid length スケボー』
でございます!!!!!!


❤カッコエエでしょ~???

♨渋いでしょ~???

★欲しいでしょ~???



(クドイでしょ~???)



眺めて悦に入ってるうちに、あまりにも『自画自賛』し過ぎて、乗っている間に傷がついちゃうのがモッタイ無くて、「この際、乗るのは止めにして、一生飾っておこうかな」って本気で思いましたもん....!!!

(コレって、心優しいのでしょうか? それともセコイのでしょうか....?)

「イヤいやチョット待て....、ここまで苦労してパーツをかき集め、しっかり時間を掛けて組み上げたのに、それは無いだろ~がっ!」

といった自らの『心の声』に突き動かされた Lo'ihi は、遂に寒さ厳しい2月某日、ワクワク感とドキドキ感に胸を躍らせながら、お向かいにある『緑〇民〇院お客様駐車場』にて、初試乗を敢行いたしました....。

(モチロン、休日ですから誰も駐車しておりません。)


まずは、感想を一言で表現するならば、

「う~ん....!」「う~ん....!」「う~ん....!」


って....、たったそんだけなの???

(「  」の色で察してクダサイ....。)


理由はすぐに分かりました。


正直に告白いたしますと、足回りを柔らかくし過ぎました。

それもそのはず、今までの『長~いスケボー』のイメージで、クネクネとよく曲がるボードを意識し過ぎたあまり、ウィールベースが一気に短くなっていた事(10cm以上)をすっかり忘れてしまっておりました....。

スケボーって、左右に傾けて曲がるのですが、長い板(直進性優先)と短い板(取り回し優先)の決定的な違いは、前後トラックの間隔(ウィールベース)で、短かければそれ程傾けなくても小回りが効くため、わざわざ極端に柔らかい(よく傾く)トラックを必要としません。

ですから、今回の組み合せにおける最大の目的であった、『やや短めのスケボー』だと、超お気に入りだった『CALIBER 10 FIFTY』では簡単に傾きすぎて、やたら板の上で体がグラグラと揺れてしまい、お陰で下半身の蹴り出す力はスポイルされてしまい、しっかりと地面に伝わりませんし、普通にまっすぐ走れません....。

これではバランスを取る事ばかりに気を取られてしまい、加速させてから深く倒してターンしたり、単にノーズ(先端)やテール(板の後方)を軸にしてスピン(回転)して向きを変えるなどといった、ごく基本的な動作さえもちゃんと出来ません。


「さ~て、困った事になってしもうたわい....。」

と、お爺さんは腕組みをして、アレコレと考えを巡らせております。

(誰が『お爺さん』やねん!)


原因ははっきりしているコトですし、昔々に遡って想い返せば、『CALIBER』の様な、スグレモノのカービング用トラックなんて全く無かった時代もありました。

当時、ガチガチで倒れにくいトラックなんか、『キングピン(中央にある最も大きなボルト)』を、わざとグラグラする位に緩めて傾き易くし、足の裏に幾つもの血マメを作りつつ、クネクネとスラロームをしては、平らな地面でいつまでもボードから足を下ろさずに滑ったものです。

(多分、そのような組み合わせにしていれば、問題無しってコトか?)


結論を申し上げますと、トラックを片方(後輪)だけでもノーマルタイプ(倒れにくい)と交換すれば、丸く収まりそうな状況だと思われますので、今回の『大人のスケボー』は、飾って眺めるには最高だけれども、実際に乗ってみるとチョット.....。


ってコトで....。

(今までダラダラ書いた自画自賛は、一体何だったの~?)


その為には、それなりの予算も必要なワケで、2015年度の補正予算としてあらためて計上しないとマズイと思われます。

現状、色々と『お小遣い予算』につきましては状況に応じて、晴れマークや曇りマーク、はたまた小雨や雷雨マークなど、変りやすい気象状況(どんだけ婉曲表現やねん!)となっておりますので、暫くの間は言い出せずにいまして、どの位『飾って楽しむ』期間が続くのかは、正直なトコロ見通しは立っておりません....。


とはいえ、「イイ歳して、そんなにスケボー沢山持ってて、バカじゃないの?」と思われようと、一向に気にならない位、他にも愛機が大勢玄関先でひしめき合っておりますから、いざとなれば、いつもの様に土・日・祝日はお向かいの駐車場へ即出撃可能な態勢となっております。


いつでも皆様とのセッションを楽しみにお待ちしてますから、ずっと恋焦がれてきたけれど、あと一歩が踏み出せずにいた

オトナの『隠れスケートボーダー』
のアナタ! 

「この春から一丁始めてみるか....。」とか、

「よっしゃ! ン十年ぶりに『久々の復活』といこまいか....。」など、


「ナンカ、燃えてきたがや~!」
とお感じになったら、迷わずお誘いください。


それより、「まずは肝心の『ボード』から揃えん事には、ナンも始まれせんでかんわ!」

こういった場合も、どうかご心配なく....。

今すぐ試乗にお使い頂けるボードの一つや二つ、 Lo'ihi がご用意しますから! 

そこで、乗ってみたカンジを見させて頂き、ある程度好みのタイプだとか、向き不向きのアドヴァイスは真面目にさせて頂くようにします。

それから一式揃えても全然遅くはありませんし、Lo'ihi が何度も経験した『自分で選べる楽しみ』もしっかりと味わって頂けたらと思います。


さあ、今日からアナタも『大人のスケボー』を乗りこなす為の、『記念すべき第一歩』を踏み出してみませんか....?


いつでも皆様からの『ご意見』『ご相談』を受付けております。




それでは、本日この辺で....。



最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございました。

(次回の『スケボー』ネタは未定です。)



ALOHA A HUI HOU!





P.S.


今回の写真、ちょっとカッコ良く見えませんか?

それは、Lo'ihi が撮ったんじゃないからです....!!!

(クルマ関係の写真が得意なアマチュアカメラマンにお願いしました。)

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